元占い師が伝えたい、本当に知るべきこととは?占いとの上手な付き合い方
私は元占い師なので、たまにはこの経歴だからこそ書ける記事を書こうと思います!今日は、占い好きな方やこれから占いをしようと思っている方、占いに依存してやめられず困っている人に是非読んで欲しい記事です!
占い師として感じ続けていたこと
私は過去、電話占いとご縁があった方のみの対面鑑定で、1ヶ月に300人のお客様を鑑定していました。
私の占い師になった経緯や経歴はこちら
私が占い師をしていて常々感じていたこと。それは、真実や事実を知る必要ってありますか?ということです。
占いを利用する方は、「疑問に思っていることを知りたい」から占いを利用しています。相手の気持ち、二人の今後、自分の未来、最良の選択など、これらを知りたいからこそ鑑定にいらっしゃいます。
知りたいことと、知るべきことは違う
でもここで気をつけなければならないのは、「知りたい事を知ることと、知ることが良いかどうかは全くの別問題である」ということです。
知りたいことが、必ずしも知るべきことではないのです。不安になっている時こそ何でも良いから安心材料が欲しくなってしまい、「知りたい、知らなければ気が済まない」と思うのが人間です。
占いで一つの答えをもらい、それを指針とするのは、とても良いことだと思います。でも、それが出来ない人が殆どであることは、知っておかなければならないでしょう。
実際の鑑定であった復縁相談
実際の私の経験を例にします。結婚を見据え、長く付き合う彼に突然別れを告げられたMさん。彼は他の人に心惹かれてしまったそうです。何度話し合っても彼の決意は固く、別れを受け入れる事にしました。ですが、目指すは復縁。それが叶う未来が来るのかどうかを鑑定希望でした。復縁できるか出来ないかってものすごく知りたいですよね。そして自分との縁の深さも同時に見て欲しいと。
鑑定すると、良い結果が出ました。縁もそれなりに深いし、復縁の可能性も十分ある。ありのままをお伝えすると、とても喜んでいらっしゃいました。
本当に知る必要がありますか?
問題はここから!お客様は更なる疑問を投げかけてきました。
- 「彼が好きになった相手と彼は、どのくらい縁が深くて結婚の縁を持ってますか?」
- 「その縁の深さは、自分以上でしょうか?」
うん、わかる。めっちゃ気になるよね。でも、これ本当に知る必要ありますか?知りたいのはわかります。でも、知るべきでしょうか?ってことなんです。
鑑定してしまったら、私は鑑定師として嘘を伝えるわけにはいきません。「あなた以上に縁が深いです、もちろん結婚の縁もありますね」と言わなければならなくなるかもしれないのです。
世の中には、相手にとって縁が自分より深い人なんて全然います。フツーにいます。運命の人だって、一人につき一人とは限りません。もちろん、縁が深いから必ずその人と結婚するわけではなく、世の中にはそんなに縁が深くなくても結婚している人なんていくらでもいますし、とんでもなく縁が深いのに結婚できない人もいます。
でも、「あなたより彼女の方が彼と縁が深いですね」と聞いたらどうでしょうか?鑑定後、この事を何度も何度も思い出しては自分を苦しめるのではないでしょうか。
聞いてしまったら最後、聞かなかった時には戻れません。
「それでも鑑定しますか?」「それでも心を折ることなく暴走することもなく、復縁に前向きに向かえますか?」と聞くと、半分以上の人は「やめときます」と答えます。
それだけ、「知りたいこと」と「知るべきこと」を混同している人が多いのです。自分にとって大事なことであればあるほど慎重になるべきなんです。
相手とのご縁を再び結ぶために、「知ろうとしない」という選択を取ることも、とても大事なのです。
占い結果に振り回されてしまう理由
占いは良いことも悪いことも、その結果を100%保証するものではありません。これはどんなに優秀で、どんなに的中率が高いと言われている鑑定師でもです。それがわかっていながら、悪い鑑定結果はあなたを悩ませるのではないでしょうか?当たっていないかもしれないのに。何か一つの結果を得るとは、そういうことなのです。
当たっていたらあなたを悩ませるのはもちろんのこと、当たっていなくても、あなたは望んだ未来が得られない限り同じく悩み続けるのです。良い結果が得られたらまだ良いですが、そこで終わらずに、後日違う先生に鑑定してもらったら悪い結果が出たので延々と占いを繰り返している、そんな声も山のように聞きました。
そうやって良い結果を言ってくれる占い師を探し続ける人もいます。これらのことを踏まえて考えると、知ったことで得られるものは「解決されないまま更に大きくなった不安」です。
良い鑑定結果だったとしても、目の前の現実の状況が良くならなければまた疑い出して、結果、その鑑定は「一時の安心でしかなかった」ということになります。
それならば占いに使う時間もお金も、自分のために使う方がよっぽど未来のためです。
占いを上手に活用できる人の特徴
逆に鑑定結果を「知るべき人」はどんな人なのでしょうか。
- 相手がどうであろうと、自分はこうすると決めており最後に背中を押してほしい人。
- 鑑定結果を生かして未来を強く切り開く覚悟のある人。
- 自分の未来の可能性に対して限定的な考えを持っていない人。
こういう人は占いの結果を上手く使って人生を切り開くことが出来ます。要は、自分軸で生きている人のことです。鑑定結果に頼るのではなく、一つの可能性として強みにできる人。
占いと上手に付き合うために
過去に、占い師目線で見た占い師の選び方も書いてます。こちらも是非参考にしてみてください!
知りたいことを知ろうとする前に、それは果たして「知ることが良いか」「本当に知るべきか」。ちょっと立ち止まって考えるだけでも、あなたは望んだものに近づけます。





