【地獄・婚約破棄】大好きな彼に3年間騙されてました|真逆の価値観で始まった同棲生活
新しく始まったシリーズ、結婚間近な大好きな彼に3年間騙されていた話!
【地獄•婚約破棄】大好きな彼に3年間騙されてました[第1章]
私とは真逆な彼の生活と価値観
私は、自分ではとても出来ない彼のアプローチ方法にまんまとやられ、好きな人がいるにも関わらず彼を選んだ。
彼は経営者で、同い年。タワーマンションに住み、移動は全てタクシー。
18歳から自分で事業を始め、電車は高校生以降、新幹線以外は乗った事がない人。
なんか、普段の私なら絶対に選ばない人だわって思ってた。
華やかな感じの人は好きじゃなかったし、愛知の田舎出身の私からすると東京生まれ東京育ち、若い頃から新宿、渋谷で遊んでいたというだけで何か世界が違う気がした。
出会った時は30過ぎた頃だからさすがに落ち着いていたけど、若い時に歌舞伎町や六本木で騒いだり、過去パリピだったような人とは無縁だと思っていた。実際、彼との価値観の違いに驚く事は数えきれなかった。
実際の生活はもちろんの事、お金への考え方、人生へのスタンス。全く理解出来ない事のオンパレードだった。
初めはそれにものすごく戸惑いを覚え悩み、実はすぐに別れを考えたが、彼をよく知っていけばいくほど魅力にも気づいた。
奥手で人が良く、会社も失敗をしながらも試練を乗り越え、一生懸命守ってきた人だった。それに、東京で15年以上も自分の会社を守って行くのは想像以上に大変な事でかなり尊敬する。
あまり良くない家族関係も彼は乗り越えようと頑張っていた。家族関係で悩んでいた私は、そんな彼にシンパシーを感じた。
そして意外な事に社長として一見派手な生活を送っているにも関わらず、お酒はほぼ飲めず付き合いのみ、女性が苦手、一途だった。彼は結果的に私に嘘をついていたという結末が待っているわけだが、これは事実だった。嘘が分かった今でも、彼へのその印象は変わらない。
自然な形で同棲、更に驚く毎日
私は彼の会社に関係するお仕事も手伝ったりし、自然と彼の家に同棲という形となった。一緒に暮らしてみてわかった事は、とにかく部屋を散らかす人。私が掃除しても掃除しても5分後にはめちゃくちゃだったり。
もはや怪獣歩く。5歳児。いや、3歳児。
海外出張から帰ってきた後、リビングでめちゃくちゃ大きなスーツケースを開けっ放しにして、洗濯物以外を片付けもせず1週間以上放置。
「え?リビングの動線をその大きなスーツケースが塞いでいて何も気にならないの?」
さすがに同棲相手とはいえ、人のスーツケースの中を勝手に触ったりは出来ない。
私は本当に驚いた。なのに、部屋が汚いと彼はイライラ。そして仕事が忙しく、夜は0時に帰ってくれば早い方。接待や付き合いで酔って帰ってくる事もザラ。
寝ている私にとっては、酔った彼に起こされたりお酒臭いままベッドに入ってこられるのにイラッッッッ。
「お金があっても離婚する人の気持ちわかるわーーーー」
私は心底そう思った。
彼の健康を支えたいと思った
食事に関しても、日々の接待で外食が多く体調はいつも悪そうだった。プラス寝不足で、ソファで倒れるようにしている彼を見て私は「いつかこの人は死んでしまうんじゃないか…」って本当に思っていた。
そこから私は、高カロリーな食生活をしている彼の為に野菜中心のバランスの良い食事を作るようになった。
彼にも「叶う子のおかげで本当に体調が良くなったよ!」とよても喜んでもらえた。
朝食のリクエストにびっくり
しかし、ここで終わらないのが彼だ。びっくりした彼のリクエスト。それは「俺、朝食は和食と洋食どっちも食べたいんだよねーー」というもの。ぇ、両方…?
そこから私は毎朝ご飯を炊きながらトーストを焼き、おひたしや焼き魚と、ソーセージやベーコン、スクランブルエッグなど和食と洋食両方の朝ごはんを使った。(時にはオムライスなども…)
こう書いていると私ばかりが献身的に彼に尽くす良い彼女のように感じるが、彼の方は彼の方で、気が強く言いたいことはしっかりと主張する私に手こずる事はたくさんあったと思う。
そんな私をなだめながら上手く関係を保とうと努力してくれていた。そのおかげで喧嘩もあまりなく、同棲生活は順調だった。
誕生日の思い出と幸せだった日々
私の誕生日には毎年海外旅行で普段経験出来ないような素晴らしい体験をさせてくれた。
一度私の誕生日に海外に行く約束をしていたのに、彼はすっかり忘れていて誕生日1週間前になって私がその話題を出すと、
「しまった、忘れてた、社員に海外行く事も言ってない…」と言われ、はぁ!?そんなことある?!!
私の誕生日よ?!こっちはうきうきリゾート用の水着準備してますが?と、ブチ切れた事はあります。
別の年の誕生日には、ハワイのホテルで私の誕生日になった瞬間、サプライズでホテルの方がシャンパンを部屋に持って来てくれるハズが、日付間違えて1日早く持って来られたり。
若かったのでめっちゃくちゃ私は怒りましたが、今考えたらそんな事をしてくれるだけで心から嬉しいよね。そんな私にも彼はずっと謝って機嫌を取ろうとしてくれました。
そんな感じで持ちつ持たれつ、ドタバタありながらも日々は幸せに流れていました。





